カビが生えた餅って食べられるの?お腹壊したくないから調べてみた!

食べ物
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去年のお正月に実家に帰省した際に、近所の方から、ついたお餅を大量に頂きました。

 

その時にそのお餅を冷蔵庫にもいれず、冬だし常温でも大丈夫だろうと、袋に入ったお餅をそのままにしておいたら、結構早い段階でカビが生えました。(´;ω;`)

 

でも、全部捨てるのはもったいなかったので、カビ部分を削って少しだけ食べましたが、全部は食べきれず、捨ててしまいました。

 

でも、カビを削って食べた後にちょっと不安になってきたんですよね。カビが生えたお餅って食べても大丈夫やったんかな?と・・・。

 

ビビりな私は食べた後で色々不安になってたんですよね。でも、結局体には何の変化もなかったので安心したんですが、実際カビの生えたお餅って食べても良かったのかな?と疑問に思いました。

 

ですので、その疑問を解決するべく、お餅に生えたカビ事情について調べてみました。

 

そして、次回お正月にお餅をもらってもカビを生やさないように保存していきたいので、カビが生えにくいお餅の保存方法等も調べたのでその内容をシェアしていきたいと思います。

 

 

カビが生えたお餅って食べられるの?

まず、カビが生えたお餅は、そもそも削ったりすれば食べられるのか?という件についてですが・・・・

 

  • 食べるのは自由ですが食べない方が良いです

 

★その理由は?

  • 見えるカビを取っても中には見えないカビが潜んでいるから。
  • 見えないカビはカビ毒と言われ食中毒になる可能性や発がん性があるから。

 

食べるとガンになる可能性があるものは食べたくないですよね。(;・∀・)

 

そして、さらにお餅のカビについて調べていくと、恐ろしい画像を発見しました。私、これを見て、今までカビを削って食べた事を悔やみました。そして、もう2度と食べる事はないやろうと心に誓いました。(-ω-;)

 

その画像と言うのは、こちらです。閲覧注意です。カビの画像です。

 

お餅に生えたカビ

出典:農林水産省Webサイトhttp://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/kabidoku/mochi.html

 

キャー!糸出てる!

 

いや~。見ました?カビの菌糸!

あれ、カビが生えていた部分じゃないんですよ!見た目でカビが生えていない部分でも、中には菌糸がいるんですよ。これを食べていたかと思うとゾッとしますよllllll(-ω-;)llllll

 

私はさきほどの画像を見て、もう2度とカビが生えたものは食べないと誓いましたが、そんなの気にしないから食べるという方も、もしたかしたらいるかも知れません。

でも、カビが生えたお餅を食べたり、食べ続けると体にはどんな影響があるんでしょうか?次の章で見ていきましょう!

 

 

カビが生えたお餅を食べた時の体への影響は?

もし、カビが生えたお餅をカビ部分を削って食べたとしても急性の食中毒になる事は少ないようです。食べても何もなければ大丈夫です。

 

ただ、食中毒にならないからと言って、頻繁に食べ続けると問題があるんですよね。

 

かびの中には、かび毒のような人の健康に悪影響を及ぼす物質を作るものや品質を悪くするものがあります。かび毒は熱に強いものが多く、ゆでる、焼くなどの通常の調理条件では分解しません。食品を通して体内に取り込むかび毒はごくわずかであっても、長い間、何度もとり続けた場合には、健康に悪影響を及ぼす可能性があることがわかっています。 したがって、これまで健康上の問題が発生していない場合でも、かびが生えた食品は食べないようにしましょう。

引用元:食品のかび毒に関する情報(農林水産省)

 

カビ毒とは・・・カビが増殖する過程で作り出した化学物質(代謝産物)の事です。このカビ毒は人や動物に毒性を示し、時には食中毒を引き起こしたり、強い発がん性を示します。

 

という事なんですよね。加熱や水洗いでカビは死滅しても、カビ毒は残るんですよね。そのため、目には見えないから食べても大丈夫じゃなくて、見えなくてもカビが生えた食品は食べないようにしましょう。

 

とは言いましたが、実は食べられるカビと言うのも存在するんです。良く知られている所で言うと、ブルーチーズです。あれ、見た目はカビが生えたチーズですよね(;・∀・)

 

カビが生えているのに大丈夫なのか?って思う方もいるかも知れないですね。でも、ブルーチーズは食べられるカビなんです!

次の章では、食べ物に生えたカビとブルーチーズ等の食べられるカビの違いについてお話していきますね!

 

食べられるカビと食べられないカビの違いとは?

カビには、先ほど説明したように人体に影響を及ぼすものだけじゃなく、生活に役立っているカビが存在します。

 

わかりやすく言うと・・・・

 

  • 人に役立つ食べれれるカビ=麹菌・アオカビ・白カビ
  • 食べ物に勝手に生えるカビ=腐敗菌

 

という区切りになります。麹菌と言うのは、なんと日本の国菌なんて呼ばれている程、日本になくてはならない菌なんです。

 

この麹菌から色んなものが作られているんですよ!例えばこちら

  • 醤油・鰹節・漬物・納豆・お酒など

 

青カビ・白カビからは

  • ブルーチーズ・カマンベールチーズなど

 

チーズを作る時に使うカビは、食べ物に生えるカビと同じですが種類が違うんです。会社は同じでも部署が違う!みたいなもので、カビはカビでも無害で美味しいカビを選んで改良して作っているんです。

 

だから安心して食べられるという事なんです。╰(*´︶`*)╯

 

ですので、カビの中でも食べられる物と食べられないカビがあるという事なんですよね。

 

ただ、お餅に生えたカビに関しては残念ながら食べられないカビという事になるので、カビが生えないよにしっかり保存しておきたいものです。

 

が、一体どうしたらカビが生えにくくなるんでしょうか?

 

カビが生えにくいお餅の保存方法は?

まず、カビが生える条件として、【温度】【湿度】【空気】【養分】が揃った時に発生します。

お餅ってカビが大好物のたんぱく質・水・脂質が揃っているのでカビが生えやすいんですよね。

 

ですので、カビが生えにくい環境を作って保存すればいいという事になります!

そこで、お餅のカビが生えにくい保存方法には大きく3つの保存方法が考えられます。

 

  • お餅を1つずつしっかりラップして冷凍庫で保存する
  • タッパーにお餅をいれて、小さいカップ等にワサビを入れて蓋をして冷蔵庫で保存する
  • お餅を水の中に入れて冷蔵庫で保管する

 

それぞれの保管方法を説明していきますね。

 

冷凍庫保存

ラップして冷凍庫保存すれば、カビが好きな温度じゃなく、空気もなくなります。従ってカビが生えにくくなります。
たくさんのお餅を保存する時は、お餅をひとつづつピッタリとラップして、さらにジップロックの袋に入れて空気を抜いて保存すれば長くて半年ほど保存可能です!

ワサビと一緒に保存

なんでワサビ?って思う人もいるかも知れないですが、ワサビには殺菌作用があり細菌の繁殖を抑える効果があります。ですので、少量のお餅を保存しておいてすぐに食べる場合には、タッパーにお餅を入れて、端っこに小さいカップなどにワサビを少し入れてタッパーを閉めて冷蔵庫に保存すると1~2週間は持ちますよ。

水の中で保存

これは昔から行われていた水餅という保存方法です。タッパーにお水を入れそこにお餅を入れて保存します。そうすることで酸素がなくなり、カビを防げます。毎日綺麗なお水に変えると長くて1か月は保存できるそうですよ!

 

まとめ

カビが生えたお餅は食べられるのか?という事についてお話してきました。もう一度内容をおさらいしておくと・・・・

 

  • カビが生えたお餅は食べない方が良いです
  • 目には見えなくてもカビの菌糸やカビ毒がいます
  • カビ毒は発がん性を示します
  • 長い間とり続けると人体に悪影響を及ぼす可能性があります
  • お餅はカビが生えない環境で保管しましょう

 

という事で、カビが生えたお餅やその他の食品に関しては人体に悪影響を及ぼす可能性があるので、もったいないからと言って食べないようにしましょう!

 

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